子ども安全の日の取組

2025年11月10日月曜日

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今日の全校朝会で、次のような話をしました。
~みなさん おはようございます。今日は、みなさんの命について大切な大切なお話をします。
21年前のお話です。21年前の2004年11月17日に奈良市内の1年生の女の子が、下校途中、学校から帰る途中に誘拐され、そして殺されるという悲しくて辛い事件が起こりました。その後犯人は警察に逮捕されました。けれども、殺されしまった一年生の女子はかえってきません。この女の子のお父さんやお母さんはどんな気持ちなのだろうと想像すると、本当に胸が痛みます。この事件以来、奈良市では毎月17日を「子ども安全の日」と決め、安全を守る取組が始まりました。大仏鉄道のところで毎朝見守ってくださる方々。青色のランプをつけて車でパトロールしてくださる方々。みんな子供たちの安全を守ってくださっています。ふだんは、だれも、自分が被害に遭うとは思っていません。命を落とした女の子もきっとそうだったと思います。でも、「いつ自分が被害に遭うかも知れない。事故に遭うかも知れない」と自分の事として受け止め、心の準備をしておくことはとても大切です。「一人一人の大切な大切な命を守る行動」について次の4つのことを忘れないでほしいのです。
 ①   「できるだけ一人にならない」
 ②   「もし危険を感じたらすぐ、そこからから離れる・逃げる」
 ③   お家に帰ったら、そのことをすぐに「大人に知らせる」、登校中なら先生に知らせる。 
 ④   登校・下校時間はしっかり守る
 この4つのことを忘れないでくださいね。
 だれひとり、命を失うことにないように。だれひとり、悲しい思いをすることがないように。~


本校では、「子ども安全の日」(11月17日)の取組を次のとおり行います。

1 全校朝会(11/10)で、校長が「自らの命や安全を守ることの大切さ」について話す。

2 11月17日に、各学年の発達段階に応じて、各クラスで「なら子ども安全宣言」に記され た、次の3点を踏まえた指導をする。

 ①自分の命を自分で守ることができるようにすること。

 ②見守ってくださっている方々に対して、感謝の気持ちをもつこと。

 ③まわりの人たちを思いやる気持ちを大切にすること。

3 全校下校指導を実施する。